バルセロナが無所属リンガードに関心か 補強の選択肢限られるなかで「何ら障壁のないオプション」

リンガードがバルセロナへ?[写真:Getty Images]

バルセロナが無所属の元イングランド代表MFジェシー・リンガード(31)に関心を寄せているという。

2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)ごろはイングランド代表で主力を担ったリンガード。しかし、クラブキャリアではマンチェスター・ユナイテッドで定位置を掴み切るまで至らず、唯一燦然たる輝きを放った場所といえば、2020-21シーズンの後半戦だけレンタルで在籍したウェストハムということになる。

2022年夏でユナイテッドとの契約を終え、1年契約でノッティンガム・フォレストへ。しかしこの契約も昨夏で終わり、“古巣”ウェストハムへのフリー移籍も濃厚とされたが実現せず、半年間無所属となっている。

そんなリンガードに関し、ここ数日でエバートンやMLSといった選択肢が報じられていたものの、スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、バルセロナも関心。財政が苦しく、人件費について厳しくリーグからチェックされている同クラブだが、リンガードとの契約は「何ら障壁のないオプション」だという。

『ムンド・デポルティボ』はリンガードについて「金銭的な優遇を求めるならMLSへ行くべき」としつつ、選手自身は選手キャリアをヨーロッパで挽回する考えを持っていると主張。バルセロナにとって、両ワイド、インサイドハーフの有益なオプションになると論じている。

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