能登半島地震の二次避難先に県が公営住宅や宿泊施設を提供 病院や仕事のあっせんも【長野】

県は、能登半島地震の被災者の2次避難先として、公営住宅や宿泊施設を提供します。阿部知事は病院や仕事のあっせんなど、生活の支援も指示しました。

■阿部 守一知事
「能登半島の皆さんの思いに寄り添いつつも、こちら側からも必要な提案はしっかり行って」「取り組んでいってもらいたいと思います」

県は石川県珠洲市や輪島市からの二次避難先として、県内のホテルや旅館などに協力を呼びかけています。17日朝9時の時点でおよそ1640人分となる88施設が受け入れを申し出ています。
また、公営住宅などの入居受け付けも始まり、県によりますと4組6人の申し込みがあり、手続きなどが済み次第、入居できるということです。避難生活の長期化が見込まれることから、阿部知事は被災者の生活全般の支援をするよう指示しました。

■阿部 守一知事
「ご高齢の方等であれば医療機関とつないであげたり」「仕事が必要だという方には仕事のあっせん支援とか」「部局を挙げて対応していきたい」

阿部知事は被災地に派遣した職員に経験を共有してもらう機会を設け、県の防災対策をより強化する方針を示しました。

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