サウジから関心のポリターノ、去就決定はスーペルコッパ後 「ナポリとの契約更新の合意はない」

まだ去就が不透明なポリターノ[写真:Getty Images]

ナポリのイタリア代表FWマッテオ・ポリターノ(30)の去就はまだ定まっていないようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

ナポリの攻撃を牽引するアタッカーの1人ながら、サウジアラビアのアル・シャバブからの関心が取り沙汰されているポリターノ。選手本人はナポリ残留を望んでおり、2025年6月までとなっている現行契約の延長交渉がすぐに行われると報じられていた。

一部報道では、すでにナポリとポリターノが新たな長期契約を結ぶことで合意に達したと伝えられているが、代理人を務めるマリオ・ジュフレディ氏はこれを否定。サウジアラビアで開催されるスーペルコッパ・イタリアーナを終えた後に事態は進むとコメントした。

「ナポリとの契約更新の合意はない。アル・シャバブと交渉中だ」

「我々はスーペルコッパの前に(ナポリ会長の)デ・ラウレンティス氏と会った。マッテオ・ポリターノの将来に関する決断は、ナポリが参加しているスーペルコッパの後に延期される」

スーペルコッパ・イタリアーナは今大会から4チームが参加する新たな形式に変更。昨シーズンのセリエA王者として臨むナポリは、18日にコッパ・イタリア準優勝チームのフィオレンティーナと対戦し、勝ち上がればインテルvsラツィオの勝者とタイトルを争う。

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