神奈川・大磯のこども園、民営で整備へ 町が方針決定、開園は2年遅れの26年春に

大磯町役場(資料写真)

 神奈川県大磯町が町立大磯幼稚園からの移行を目指す認定こども園について、民営で整備する方針を決めたことが18日、分かった。園舎を新築し、開園は当初の2024年4月から2年遅れの26年4月を見込む。

 こども園を巡っては前町長時代に民営での開園が決まり、事業者も選定されていたが、池田東一郎町長が22年12月の就任直後に町立へ方針転換。これに対し議会は町立への関連予算を2度にわたって予算案全体から削除し、事実上否決した。池田町長は昨年9月の町議会定例会で町立も民営も排除しない「ゼロベース」で再検討する考えを示していた。

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