ユナイテッドが夏に守備陣を刷新か? マグワイアもオファー次第で売却へ

チームを去ることになるかもしれないマグワイア[写真:Getty Images]

今シーズンは調子が上がりきらないマンチェスター・ユナイテッドだが、夏に守備陣を刷新する可能性があるという。

エリク・テン・ハグ監督が率いるユナイテッドは、2022-23シーズンは3位の成績を残しながらも、今シーズンは調子が上がらず現時点で7位に位置。12月以降はリーグ戦8試合でわずか2勝と苦しい戦いが続いている。

現在はクラブ売却の話が進み、化学企業『INEOS』の会長を務めるサー・ジム・ラトクリフ氏が株式の最大25%を取得することで合意。プレミアリーグの承認待ちという状況だ。

『ESPN』によれば、すでに夏の移籍市場のプランを立てており、2月にはゴーサインが出る予定。ラトクリフ氏も会議に参加しているという。チームのポイントは、守備陣の刷新だという。

まずは元フランス代表DFラファエル・ヴァランだが、契約延長はせずに夏にフリーで退団することになるという。そして、今シーズン復帰を果たした北アイルランド代表DFジョニ・エバンスも契約満了になることが決まっているという。

そして、イングランド代表DFハリー・マグワイア、スウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフに関しても、重要なオファーが届けばチームを去る可能性が高いとのこと。軒並みセンターバックを手放す可能性があるという。

一方で、バイエルンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトやエバートンのDFジャラッド・ブランスウェイト、ニースのDFジャン=クレール・トディボに関心を持っているという。

加えて、ガラタサライの右サイドバックを務めるDFサシャ・ブイもチャンピオンズリーグ(CL)の対戦でインパクトを残して、関心を持たれているとのことだ。

いずれにしても来シーズンはチームを立て直すことを計画。余剰戦力の整理も既に始めている中で、どのような刷新が行われるか注目だ。

© 株式会社シーソーゲーム