土壇場被弾のフランクフルトが2点のリードを守れず最下位相手に痛恨ドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

長谷部誠の所属するフランクフルトは20日、ブンデスリーガ第18節でダルムシュタットと対戦し2-2の引き分けに終わった。

前節のRBライプツィヒで新年初勝利を挙げた6位フランクフルト(勝ち点27)が、10試合勝利のない最下位ダルムシュタット(勝ち点10)のホームに乗り込んだ一戦。フランクフルトの長谷部はベンチスタートとなった。

開始早々にエンクンクの強烈なミドルシュートで幕を開けた一戦は、徐々に攻勢を強めるフランクフルトが14分にチャンス。ゲッツェのパスでDFの裏に抜け出したエンクンクがボックス左からシュートを放ったが、これは相手GKが正面でセーブ。

その後は膠着状態が続く中、フランクフルトは33分にカライジッチのロングスルーパスで右サイドを突破したディナ・エビンベの折り返しをファーサイドから走り込んだエンクンクがワントラップから左足で冷静にゴールネットを揺らした。

1-0で後半を迎えたフランクフルトは、立ち上がりの51分に追加点。ファン・デ・ベークのパスでボックス右に抜け出したディナ・エビンベがマイナスの折り返しを供給すると、カライジッチがダイレクトシュート。これはゴール左に逸れたが、ゴールエリア左に抜け出したクナウフがゴールに流し込んだ。

その後、61分にユストファンのゴールで1点を返されたフランクフルトは、劣勢の展開を強いられると、85分には右CKこぼれ球からホランドに決定機を許したが、シュートは枠に上に外れて難を逃れた。

逃げ切りを図るフランクフルトは、ゲッツェやディナ・エビンベを下げてローデやスモルチッチを投入。しかし95分、アンドレアス・ミュラーのパスで左サイドを抜け出したケンペの折り返しをヴィルヘルムソンに流し込まれ、土壇場で追いつかれた。

結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。フランクフルトは2点のリードを追いつかれ、痛い引き分けに終わった。

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