Wソックスが救援右腕ブレビアと1年550万ドル+オプションで合意

ホワイトソックスがブルペン補強に動いた。日本時間1月21日、MLBネットワークのジョン・ポール・モロシ記者が報じたところによると、ホワイトソックスはジャイアンツからFAとなっていた右腕ジョン・ブレビアと1年契約を結ぶことで合意に至ったという。米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が詳細を報じており、ブレビアの今季の年俸は400万ドル。来季の契約は年俸600万ドルの相互オプション(バイアウト150万ドル)となっており、登板数に応じて最大100万ドルの出来高も設けられているようだ。

現在33歳のブレビアはカージナルスで3シーズン、ジャイアンツでも3シーズン、合計6シーズンのメジャー経験を持つ右腕。2022年は自己最多の76試合(うち11先発)に登板して6勝2敗、18ホールド、防御率3.18をマークしたが、昨季は広背筋の故障による長期離脱があったため40試合(うち10先発)の登板にとどまり、3勝5敗、7ホールド、防御率3.99と成績を落とした。ここ2シーズンで合計21試合に先発しているが、すべてオープナーとしての登板である。

昨年8月末に就任したクリス・ゲッツGMは今オフ、精力的な動きを見せており、アーロン・バマーとのトレードでブレーブスからマイケル・ソロカ、ニッキー・ロペス、ジャレッド・シュスターら5選手を獲得したほか、FA市場ではポール・デヨング、マーティン・マルドナード、エリック・フェディ、クリス・フレクセン、ティム・ヒルらを次々に補強。エンゼルスからブレーブスへ放出されたマックス・スタッシも獲得している。

現在のブルペンのメンバーでは、昨季60試合に登板して2勝2敗5セーブ、6ホールド、防御率3.39を記録したグレゴリー・サントスがクローザーの最有力候補と目されているが、サントスは昨季終盤に右ひじの炎症で戦列を離れており、スプリング・トレーニングに間に合わない可能性もある。もしサントスの調整が遅れてシーズン開幕に間に合わない場合は、ブレビアが多くのセーブ機会を担当することになるかもしれない。

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