2アシストで勝利に貢献したエル・シャーラウィがデ・ロッシ新監督を語る「今までと同じ情熱と帰属意識を持っている」

写真:エラス・ヴェローナ戦で2アシストを記録したエル・シャーラウィ

ローマのステファン・エル・シャーラウィがジョゼ・モウリーニョ前監督に代わり、新たに監督に就任したダニエレ・デ・ロッシ監督について語った。『DAZN ITALIA』が伝えている。

現地時間1月20日、ローマ vs エラス・ヴェローナの一戦が行われ、ローマが2-1で勝利。エル・シャーラウィはロレンツォ・ペッレグリーニとロメル・ルカクの得点をアシストし、勝利に貢献した。

エル・シャーラウィは「モウリーニョの解任を考えれば、ファンの失望は理解できるが、我々は団結し続けることが重要だった。ピッチに足を踏み入れるということは、ローマのために最善を尽くすことだ」と試合後のインタビューで語った。

2021年夏から約2年半ローマの監督を務めたモウリーニョ氏は、2021-22シーズンにUEFAカンファレンスリーグの優勝に導き、翌2022-23シーズンは決勝戦でセビージャに敗れたもののUEFAヨーロッパリーグ(EL)準優勝に導いた。

エル・シャーラウィはモウリーニョ退団に関して以下のように語った。

「ヨーロッパの大会で決勝に2度進出するなど、素晴らしい瞬間もいくつかあった。彼(モウリーニョ)にとって悲しいことに、監督が責任を負ったが、それは選手、スタッフ、クラブ全員が共有すべきことだ。私たちはもっとできることがある」

新監督に就任したデ・ロッシ監督に対しては「彼が選手時代だった頃からリーダーで、多くのことを話した。彼は服装を変えたが、今までと同じ情熱と帰属意識を持っている」と語った。

コッパ・イタリアで敗退の決まったローマの当面の目標は、UEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得することで、そのためにはセリエAで4位以内に入るか、ELで優勝しなければならない。エル・シャーラウィは今後に向けて「自信を取り戻すために、勝利を積み重ねる必要がある」と語った。

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