オーストラリア代表GKマシュー・ライアンがシリア代表戦を振り返った。オーストラリア『news.com.au』が伝えている。
オーストラリア代表の絶対的守護神ライアン。過去にレアル・ソシエダ、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、アーセナルなどでもプレーしたキャプテンは、現在日本代表DF菅原由勢とともにAZで活躍するなか、アジアカップ2023に参戦し、ここまでグループ2試合にフル出場する。
チームはグループB第1節・インド代表戦で2-0と危なげなくもやや物足りない勝利となったなか、18日に行われた第2節・シリア代表戦。90分間を通じてライアンの守るゴールマウスを何度か脅かされるも、59分にMFジャクソン・アーバインが決めた一発を守り抜き、1-0の勝利で2連勝…ノックアウトステージ進出を決めた。
ライアンは試合後、「守備面でシリアを勝った結果。この勝利を誇りに思う」とし、残すグループ第3節・ウズベキスタン代表戦、そしてノックアウトステージへの決意を披露した。
「サッカーは簡単じゃない。2つのチームがそこにいて、どちらも相手を困難に陥れるべく最善を尽くす…勝ちたい気持ちに大きな差はなく、毎回うまくいくわけではない」
「今日の僕たちは探りを入れつつ、相手のファイナルサードに何度も侵入できた。けど、1〜2回のチャンスをモノにできなかった。これは『不運だった』とするべきだ。3-0や4-0といったスコアの方が説得力があるだろうけど、僕たちが仕事をやり遂げた(勝利)ことに変わりはない」
「その結果、次(ノックアウトステージ)へ進むことになったんだ。ウズベキスタン戦はチームを向上させるための重要な試合になるね。使命は今大会で優勝することだし、確信も持っているけど、とにかく今はウズベキスタンに意識を傾けているよ」
オーストラリアはウズベキスタン戦引き分け以上で首位通過となる。
グループB順位表(第2節終了時点)
1.オーストラリア「勝ち点6」 得失点差+3
2.ウズベキスタン「4」 +3
3.シリア「1」 -1
4.インド「0」 -5