岩手県は35位 全国都道府県対抗男子駅伝

 第29回全国都道府県対抗男子駅伝は21日、広島市平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、長野が大会新の2時間17分0秒で、新型コロナウイルスの影響で中止となった2年を挟み3大会連続優勝を果たした。通算で最多の優勝回数を10に伸ばした。岩手県は2時間24分7秒で35位だった。

 長野は4位で出た4区の永原颯磨が区間1位の走りで先頭に浮上し、5区の山口竣平(ともに佐久長聖高)も区間賞の好走。7区の鈴木芽吹(駒大)は区間記録を塗り替えてリードを広げた。

 本県は1区の古川陽樹(はるき)(盛岡大付高1年)が18位でスタートし、2区小原健太郎(北上・和賀西中2年)も粘走。4区佐藤誠悟(盛岡大付高3年)、5区今野柚輝(一関学院高3年)が区間20位台の力走を見せたが、前回30位を上回ることはできなかった。

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