最近12試合で1勝のクリスタルパレス ホジソン監督の後任候補を検討中

写真:最近の公式戦12試合で1勝のホジソン監督

クリスタルパレスがロイ・ホジソン監督の後任候補を探しているようだ。イギリス『Daily Mail』電子版が報じている。

プレミアリーグ第21節アーセナル戦に0-5と大敗したクリスタルパレスは、プレミアリーグのここ10試合で1勝3分6敗と低迷しており、現在15位に位置ている。FAカップ3回戦も再試合の末、エヴァートンに敗れ、敗退が決まった。

昨シーズンの途中にパトリック・ヴィエラ前監督の後任として、クリスタルパレスの監督に再就任したホジソン監督はチームの残留に貢献した。スティーブ・パリッシュ会長兼オーナーの理想としては、今シーズン終了までホジソン監督に指揮を執ってもらいたいと考えているようだが、成績の悪化により去就が不透明になっており、新たな監督を検討しているようだ。

ホジソン監督の後任候補には、ノッティンガム・フォレスト前監督のスティーヴ・クーパー氏と、ウルブスのジュレン・ロペテギ前監督の名前が挙がっており、両者はどちらもフリーの状態だ。

他にも、現在チャンピオンシップ(イングランド2部)3位のイプスウィッチ・タウンを率いるキーラン・マッケンナ監督、ブンデスリーガのマインツのボー・スヴェンソン監督も後任候補となっているという。

アーセナルとの試合終盤で、クリスタルパレスサポーターは『ピッチの内外で可能性を無駄にし、弱々しい決断が我々を後退させた』というバナーを掲げ、クラブの体制を批判した。監督人事を含め、今後の方針に注目だ。

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