メンタルヘルステクノロジーズ<9218>、医療機関向け人材サービスのタスクフォースを子会社化

メンタルヘルステクノロジーズは、医療機関向け人材サービスを展開するタスクフォース(大阪市。売上高27億3000万円、営業利益6900万円、純資産1億6000万円)の全株式を取得し子会社化することを決議した。取得価額は24億3500万円。取得予定日は2024年2月29日。

メンタルヘルステクノロジーズは、産業医や産業保健師の紹介サービス、専門医や産業医が提供する社員向けのオンライン健康相談サービスなどを展開。大規模医療機関向けの看護補助者を中心とした人材サービス提供するタスクフォースを傘下に迎え、医療機関の現場に深く入り込んだ事業で新たな成長を模索。これまで培ってきたソリューション営業力や人材を集めるマーケティング力などを生かし、タスクフォースの事業の成長を加速させたい考え。

医療現場では、勤務医の時間外労働を定めた医師の働き方改革が2024年4月にスタートすることや医師指示で診療補助を行う看護師の不足など背景に、看護師をサポートする看護補助者のニーズは今後も高まると見られている。

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