セットプレーから2得点のアーセナル、ラヤがドバイでセットプレーを改善したと明かす 自身が起点となったカウンターにも言及

写真:チームはセットプレーの改善に取り組んだとラヤが語った

アーセナルのスペイン代表GKダビド・ラヤがブラジル代表DFガブリエウのコーナーキックからの得点について、ドバイでのトレーニングが“カギ”であったと明らかにした。イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

プレミアリーグ第21節のクリスタルパレスとの試合で、アーセナルは左からのコーナーキックからガブリエウの得点で先制した。この試合、左コーナーキックのキッカーを務めたのは、イングランド代表MFデクラン・ライスだった。ライスはファーをめがけてインスイングの軌道を描くボールをけると、それをガブリエウがヘディングで叩き込んだ。

そして、アーセナルに2得点目をもたらしたのもガブリエウであった。右コーナーキックから、イングランド代表FWブカヨ・サカが同じようにファーを狙ってインスイングの軌道を描くボールをけった。得点はクリスタルパレスのGKディーン・ヘンダーソンのオウンゴールに訂正された。ただ、コーナーキックでのアーセナルの狙いは明らかであった。

アーセナルは試合前、ドバイに滞在してトレーニングを行っていた。そのトレーニングでアーセナルの選手たちは、セットプレーコーチのニコラス・ジョバーの指導のもと、セットプレーの改善に取り組んでいたのだという。

ラヤは『フットボール・ロンドン』のインタビューに応じ、こう語った。

「僕たちはドバイで、セットプレーから得点を狙えるように重点的にトレーニングした。僕たちがセットプレーから得点できるようになれば、相手にとって大きな脅威になる」

「シーズンを通してセットプレーから得点できることを証明できたと思う。クリスタルパレス戦で、セットプレーから2得点できたのはすばらしかった」

後半59分にはラヤの素早く正確なロングスローが起点となり、ベルギー代表FWレアンドロ・トローサールのクリスタル・パレスを突き放す3点目が決まった。ラヤは自身のプレーについてこう語った。

「今シーズンは、GKからカウンターを食らうことが何度かあった。だから逆にGKからのカウンターで得点できたのはよかったね。もう1点、もう1点。そのために全力を出した。あの状況では僕たちもプレッシャーを少し感じていたし、相手が1点でも決めたら2-1となって、少し違ったゲームになるからだ」

アーセナルは次節、日本時間1月31日にシティ・グラウンドに乗り込んでノッティンガム・フォレストと戦う。

© 株式会社SPOTV JAPAN