千葉県が毎年行っている県民への世論調査で、2024年度、県政への要望で最も多かったのは13年連続で「災害から県民を守る」でした。
県の世論調査は、県政推進の基礎資料にするため年2回実施していて、今回は2023年8月から9月にかけて、無作為に選んだ県内に住む18歳以上の男女3000人を対象とし、このうちの半数余りから回答を得ました。
「県政への要望」で最も多かったのは、「災害から県民を守る」で、2位は「高齢者の福祉を充実する」でした。
いずれも13年連続で同じ順位となりました。
3位は2023年に続き、「子どもの育成支援を充実する」で、具体的な要望として「子育てに対する経済的な支援、負担軽減」を求める声が6割近くに上りました。
県は「物価高騰の影響を受けた結果と見られる」と分析しています。
一方、「県民意識調査」には、2024年11月に開催を控える『ちばアクアラインマラソン』に関する項目が初めて入り、アクアラインマラソンを「よく知っている」、「聞いたことがある」が合わせて7割を超えました。
県は結果を踏まえ、今後の広報活動に生かすとしています。