CAN未勝利敗退アルジェリア代表がベルマディ監督を解任…2019大会制覇も5年半の体制が終焉

5年半の体制が終焉迎えたベルマディ監督[写真:Getty Images]

アルジェリアサッカー協会(FAF)は24日、ジャメル・ベルマディ監督(47)の解任を発表した。

前々回の王者であるアルジェリアは、アフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023で2大会ぶりの優勝を期して臨んだ。しかし、アンゴラ代表、ブルキナファソ代表、モーリタニア代表と比較的組み合わせに恵まれたグループDにおいて2分け1敗と1勝もできず、まさかの最下位での敗退を強いられた。

これを受け、FAFは2018年から長期政権を築いていたベルマディ監督の更迭を決断した。

現役時代にパリ・サンジェルマン、マルセイユ、マンチェスター・シティといったクラブでプレーしたベルマディ監督は、引退後の2010年7月からカタールのアル・ドゥハイル(かつてのレフウィヤSC)で監督としてのキャリアをスタート。2014年3月から2015年1月まではカタール代表監督を務め、その後はアル・ドゥハイルで再び監督を務めていた。

アルジェリア代表では通算67試合を指揮し、43勝17分け7敗の戦績を残し、2019年のCANでは1990年大会以来の優勝をもたらした一方、2022年のカタール・ワールドカップでは予選敗退となっていた。

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