北陸の天気 26日(金)も寒さ続く予想 山沿い中心に降雪も

 北陸は今夜からあす26日(金)にかけても、山沿いを中心に雪の降る所がある見込み。積雪が多くなっている地域は、なだれや屋根からの落雪に注意が必要となる。なお、あす(金)も気温の低い状態が続き、朝は平地でも0℃前後まで冷え込みそうだ。

あす(金)も寒い

 北陸はあす(金)にかけても、冬型の気圧配置が続く見込み。大雪のピークは過ぎているが、引き続き新潟県の山沿いを中心に雪が降りそうだ。積雪が多くなっている地域は、なだれや落雪に注意が必要となる。北陸はあす(金)にかけて、海上を中心に雪を伴った風が強いため、見通しの悪化にも注意が必要だ。石川県の能登は、あす(金)明け方まで、高波に警戒が必要となる。

 きょうの北陸は寒かったとはいえ、昼間はプラスの気温となった地点が多く、少しすつ雪が解け出している地域が多い。今夜は再び冷え込みが強まり、あす(金)朝は平地でも気温が0℃前後まで下がる見込み。歩道の脇や橋の上などに残った水が、再び凍りつく気象条件となりそうだ。歩行や車の運転は、常に路面の状態を確かめながらいつも以上に慎重でありたい。あす(金)の日中もまだ気温が低く、5℃に届かない所が多くなりそうだ。

週末の北陸は

 27日(土)の北陸は、雪の降る範囲は次第に狭くなるが、雲が取れにくい見込み。朝の最低気温は平地で2℃前後、最高気温は7℃前後と、この時季らしい風の冷たさが続きそうだ。28日(日)は寒気の影響で、日中は雪や雨の降る所が多い見通し。ここ数日より少し気温が上がるので、平地は雪ではなく冷たい雨の所が多くなりそうだ。(気象予報士・高橋和也)

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