IFHA（国際競馬統括機関連盟）が発表した世界のトップ100 G1レースで、2023年の東京大賞典が93位タイとなり、2017年以来6年ぶりに100位以内にランクインした。このレースでは昨年のドバイワールドカップを快勝したウシュバテソーロ（牡7・美浦・高木登）が、国内でもライバルを圧倒した。
年末ダート競馬の総決算
東京大賞典（G1）は、ダート競馬の一年の総決算として行われる年の瀬のビッグレースで、2011年から地方競馬で唯一の国際G1競走として実施されている。日本全国から集結したダートグレード戦線の実績馬の出走に加え、2014年には海外馬も参戦するなど、その年のダートNo.1を決める真のグランプリレースとして人気を博している。
【世界のトップ100 G1レースとは】
2023年の年間レースレーティングの上位100 レースをランキングしたもの。年間レースレーティングは、当該競走における上位4着までの馬の公式レーティングの平均値をいい、競走の質を表すこの数値は、格付審査等に用いられている。なお、牝馬限定競走以外のレースで、上位4着までに牝馬が入着した場合には、当該馬に牝馬アローワンス（一律4ポンド）が加算されて算出されている。
