おむすび煎餅や工場夜景クッキー…川崎の名産、新たに20品 全99品を認定

かわさき名産品に新規認定された(左上から時計回りに)ヒカリノイズミ、おむすび煎餅、かわさき産はちみつの焼き菓子詰め合わせ、クラフトビール「ごちいちご」

 川崎市と川崎商工会議所、同市観光協会などでつくる「かわさき名産品認定事業実行委員会」(石山一可委員長)は、2024年度からの「かわさき名産品2024─2026」に菓子や食品、工芸品など99品(新規20品、更新79品)を認定したと発表した。

 新規に認定されたのは、東海道・川崎宿の名物「御紋むすび」にちなんだ「おむすび煎餅」(堂本)や、「かわさき産はちみつの焼き菓子詰め合わせ」(川崎日航ホテル)、工場夜景の写真とコラボレーションしたクッキーの詰め合わせ「ヒカリノイズミ」(泉屋東京店 多摩川工場)、幸区産のイチゴを使った「クラフトビール『ごちいちご』」(東海道BEER川崎宿工場)など。全ての認定品は市の「かわさき名産品」ホームページに掲載している。

 実行委は、市内外の物産展への出品、紹介冊子の作成などを通して広く紹介し、販売促進や観光振興を支援する。JR川崎駅北口の行政サービス施設(かわさききたテラス)では一部を展示・販売する。

 「かわさき名産品」の認定期間は3年間。現在の名産品(93品)は23年度末で期間が終了するため、実行委が昨年9~10月に更新を含めて新たな名産品を募集していた。  

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