午後は雪の範囲狭まる 週末も日本海側はスッキリせず 気温はやや上向きに 多雪地はなだれなどに注意

26日(金)~28日(日)の全国天気(ウェザーマップ)

きょう26日(金)も日本付近は冬型の気圧配置が続いているが、大雪の峠は越えており、午後は次第に雪の範囲が狭まりそうだ。週末も日本海側ではスッキリせず、あさって28日(日)は北陸で雨が降る見込み。雪が多く積もっている所では、なだれや落雪などに注意が必要となる。

午後は次第に雪弱まる

26日(金)昼過ぎと夜遅くの予想天気分布と風の予想(ウェザーマップ)

 午前11時現在、近畿から北の日本海側に雪雲がかかっているが、午後は徐々に雪の範囲が狭まり、止む所もありそうだ。ただ、沿岸部を中心に風が強く、波が高いため、強風や高波に注意が必要となる。一方、太平洋側は晴れる所が多く、空気の乾燥が続く見通し。また、冷たい北風が吹くため、寒さも続きそうだ。

土日は冬型緩む 多雪地はなだれに注意

28日(日)午前9時と午後3時の雨の予想(ウェザーマップ)

 週末も日本海側ではスッキリしない天気となるが、冬型の気圧配置が緩むため、大雪になる所はなさそうだ。ただ、気温がやや上向いて、北陸では日曜日に雨が降る見通し。多雪地では雪解けが進むことが予想されるため、なだれや落雪、融雪洪水、被災地では積雪の重みによる家屋の倒壊にも注意が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)

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