[能登半島地震関連]新潟上越市・国道8号の通行止め、1月27日午前に解除へ 高速道路の無料化は終了

[続報]新潟上越市の国道8号、通行止めが解除に

 能登半島地震の影響で、新潟県上越市の国道8号で続いてきた通行止めが、1月27日午前10時ごろに解除される。26日、国土交通省高田河川国道事務所が発表した。

 通行止めが解除となる区間は、上越市茶屋ヶ原(茶屋ヶ原駐車帯-名立谷浜IC入口交差点)の約3キロ。1月1日の能登半島地震の影響で土砂崩れが起きた。

 代替ルートとして、並行する北陸道と上信越道の一部区間が無料化されているが、通行止め解除と同時に終了する。国道8号と並行する久比岐自転車道の通行規制は続く。 

* [[代替ルートの情報]上越市で国道8号が通行止め 代替路の北陸道、上信越道の一部区間が通行無料に](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/337171)

 国道8号の通行止めは、2月中旬の解除を見込んでいたが、道路に土砂が崩れないようにする擁壁や路面の損傷が少なかったため、大幅に早まった。高田河川国道事務所によると、1日の地震やその後の余震で1万7500立方メートルの土砂が流出したと推定したが、実際は約1万4千立方メートルだった。3日から24時間態勢で応急復旧工事を行い、掘削用重機を最大8台と、延べ3600台のトラックを稼働させ、26日までに全量を撤去した。

×    ×

地震関連の記事一覧

交通情報の一覧はこちら

高速道路、鉄道、船などの外部サイトまとめ

「揺れた」と思ったらこちらをチェック

応急復旧が終わった国道8号の土砂崩れ現場=1月26日、上越市茶屋ケ原(国土交通省高田河川国道事務所提供)
国道8号の土砂崩れ現場=1月2日、上越市茶屋ケ原(国土交通省高田河川国道事務所提供)

© 株式会社新潟日報社