離脱中のエンクンク&グストはEFL杯決勝リバプール戦で復帰の可能性… ケガ明けのチルウェルは様子見

リバプール戦での復帰が期待されるエンクンク(左)とグスト[写真:Getty Images]

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が復帰を目指す選手たちの状況について語った。クラブ公式サイトが伝えた。

23日のEFLカップ(カラバオカップ)準決勝2ndレグ・ミドルズブラ戦を6-1の勝利で終え、逆転で決勝進出を決めたチェルシー。続く26日、今度はFAカップ4回戦のアストン・ビラ戦を迎える。

前日記者会見に臨んだポチェッティーノ監督は1月に入ってから再離脱となってしまったフランス代表FWクリストファー・エンクンクと、23日のミドルズブラ線を欠場したフランス代表DFマロ・グストの状態に言及。どちらもすでにチームトレーニングに加わっているようだが、ビラ戦は欠場となることを明かし、EFLカップ決勝での復帰に期待を寄せた。

「水曜日(31日)のリバプール戦にはもしかしたら出場できるかもしれない」

「今後数日で彼らがどれだけ調子を上げられるか見ていく必要がある。我々はポジティブだが、様子を見る。明日は出場できないだろう」

また、ミドルズブラ戦で昨年9月以来の先発を果たしたイングランド代表DFベン・チルウェルについてもコメント。起用にはまだ細心の注意を払う必要があり、ビラ戦でスタメンに入るかは微妙なところだと述べた。

「彼は経験豊富な選手だ。プレシーズンの初めからフィットネスを高めることや、攻撃面だけでなく守備面も改善することが彼の課題だった。彼がより完成度の高い選手になれるようサポートすることが、我々の課題だった」

「コンディションが良く、90分を乗り切れるのであれば、当然彼は重要な選手だ。しかし、火曜日(ミドルズブラ戦)の彼は、後半の10分か15分にフィットネスを高める必要があると交代を申し出たため、最後まで試合をこなすことができなかった」

「今は彼が3日後の別の試合に出られるのかどうかを見極めている段階のため、明日の先発には疑問が残る。我々は彼の自信とフィットネスを高め、シーズンの残りの試合を十分に安定してプレーできるようにしたいと考えているため、これは重大な決断になる」

「だからこそ、メディカルスタッフやパフォーマンスアナリストとともに、最善の決断を下すために懸命に取り組んでいる。明日先発できなければベンチ入りすることになるが、後半にプレーしてチームを助けることができるかどうかを見ていきたい」

© 株式会社シーソーゲーム