栃木県酒造組合「酒々楽」最後の週末賑わう

栃木県酒造組合が20年以上にわたって運営してきた宇都宮市本町の「酒々楽」が建物の老朽化などにより1月31日で閉店します。

「酒々楽」は県酒造組合の事務所が入る建物の1階に1999年12月にオープン。県内のさまざまな銘柄を1杯100円から200円で味わえるとあって、多くの地酒ファンに愛されてきました。

26日の開店前に行われたのは県内に住む外国の人たち向けの「とちぎの地酒勉強会」。

栃木県や北関東の魅力を伝える「ジャパン・ワールド・リンク」の宮地 アンガスさんが豊かな水に育まれ、蔵人たちが精魂込めて醸すとちぎの酒のおいしさをPRしました。

そして、夕方5時。開店と同時に店内は人でいっぱいに…。多い人では一気に5種類、希望の銘柄を好きなだけ頼み、乾杯したり、写真を撮ったり名残惜しそうにひと時を過ごしていました。

「酒々楽」の営業は1月31日までで、県酒造組合では場所を変えて酒々楽を継続することも検討しています。

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