ニューカッスルのエディー・ハウ監督が退団が噂される選手についてそれぞれコメント「最高の選手たちを維持したい」

写真:ニューカッスルを率いるエディー・ハウ監督

ニューカッスルのエディー・ハウ監督が、退団が噂される選手についてそれぞれコメントを残した。イギリス『BBC』電子版が報じている。

今月の初旬にニューカッスルのダレン・イールズCEOはプレミアリーグの定める「収益性と持続可能性に関する規則(PSRs)」に準拠するため、一部主力選手の放出の可能性を示唆。財政制限に苦しんでいることを伝えていた。

エディー・ハウ監督は「我々はチームを無傷に保ち、最高の選手たちを維持したいと思っている」と前を置き、主力選手の放出の噂に関して、それぞれの選手の状況を語った。

現在27歳のブラジル代表MFジョエリントンは2025年6月に契約が満了する。契約延長されなかった場合は今夏にニューカッスルを退団する可能性があるようだ。

「(残された契約が)18カ月はクラブにとって危うい期間だ。クラブは長期契約を結ぶ必要があるが、さもなければ夏に売却される可能性がある。それがまさに現実となる状況だ」

「彼の監督として、彼が残留し長期契約を結ぶことが願いだ。もちろん、彼には望むものがあり、(契約延長するには)彼の気持ちを満足させる必要がある」

サウジ・プロリーグのアル・シャバブが関心を示している、パラグアイ代表MFミゲル・アルミロンに関しては「さまざまな憶測が飛び交っているが、何としても彼を引き止めたい。彼の貢献は計り知れないもので、クラブにとって欠かせない存在だ」と語り、引き止めの構えを示した。

キャプテンのキーラン・トリッピアーにはブンデスリーガのバイエルンからのオファーがあったものの、ニューカッスルはこれを拒否。今冬の残留は濃厚となっている。トリッピアーの去就について以下のように語った。

「我々は彼の残留を望んでおり、それに自信を持っている。彼が退団を求めたことは一度もないし、将来に疑問を抱いたことさえない。先週にはニューカッスルについてたくさんの会話を交わし、彼のコミットは明らかなものだった」

ジョエリントン、トリッピアーとともに契約期間が残り18カ月となったカラム・ウィルソンにも、今冬の移籍マーケットで国内外問わずたくさんのチームからの接触が噂された。ウィルソンについては「彼は私たちに大きなものを与えてくれるし、チームには2人のストライカーが必要で、彼を失いたくない。しかし、私がコントロールできないこともある」とコメントを残した。

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