【カメラ散歩】久住町「暮雨の滝」 神秘的な氷の芸術【大分県】

滝つぼに向かってつららが伸びる暮雨の滝=25日

 滝つぼに向かって白いつららが伸びる。

 竹田市久住町有氏の「暮雨(くらさめ)の滝」。23日ごろからの寒波で一部が凍結し、神秘的な姿を見せている。

 くじゅう連山・坊ガツルから流れる鳴子川にあり、落差7メートル、幅15メートルほど。冬場の白銀の世界は登山者に人気がある。

 25日、カメラのシャッターを切っていた大分市畑中の宮本伸義さん(73)は「これまで10回以上、撮影に来ている。立体感が美しい」と白い息を吐いた。

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