意見交換会で海匝3市長が知事に要望 ”銚子連絡道周辺への支援を”

意見交換会で海匝3市長が知事に要望 ”銚子連絡道周辺への支援を”

 地域の実情や課題を把握し連携を強化しようと、知事と市町村長による意見交換会が1月29日、千葉県庁で開かれました。

 海匝地域の市長らから銚子連絡道路周辺のまちづくりに向けた支援を求める声が上がったということです。

 意見交換会はコロナ禍で開催されず、2024年度3年ぶりに再開し、29日は対象の海匝地域から銚子市と旭市それに匝瑳市の3つの市の市長が出席しました。

 熊谷知事は「しっかりと連携して、まちづくりの活性化に繋げていきたい」と挨拶しその後、意見交換会は非公開となりました。

 意見交換会の終了後、取材に応じた熊谷知事によりますと3市からは、銚子連絡道路の横芝光町から匝瑳市までの区間が2023年度内に開通となることを踏まえて、周辺での産業用地の整備やまちづくりに対する県のバックアップを求める声が上がったということです。

 また銚子市からは2023年に行われた東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に関連して漁業者への支援などの要望もあったということで、熊谷知事は次のように述べました。

 熊谷俊人知事
「東電や国に対し、きちんと補償が受けられるよう要望を行っていきたいということと、県の水産物のおいしさと安全性を様々なイベントなど機会を捉えてPRをしていく。そういう考えを伝えた」

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