安達祐実×倉科カナ×渡邊圭祐『三日月とネコ』に小林聡美、山中崇、石川瑠華ら出演決定

5月24日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開される安達祐実、倉科カナ、渡邊圭祐が主演を務める映画『三日月とネコ』の追加キャストとして、小林聡美、山中崇、石川瑠華らの出演が発表された。

本作は、「第1回anan猫マンガ大賞」の大賞を受賞したウオズミアミの同名コミックを、映画『市子』の脚本を担当した上村奈帆による脚本・監督で実写化した人間ドラマ。上村にとって本作が商業映画デビュー作となる。

熊本地震をきっかけに出会った、恋人でも家族でもない、境遇もバラバラな猫好き男女3 人。書店で働く40代お一人様女性の灯(安達祐実)、30代精神科医師の鹿乃子(倉科カ)、20 代のアパレルショップ勤務の仁(渡邊圭祐)は、みんなの愛猫のミカヅキと3人で仲良く暮らしている。三日月のように満ちていく途中の、迷えるオトナ3人といとしい猫の共同生活の物語が紡がれる。

新たに出演が発表された小林は小説家の網田すみえ、山中はバツイチ編集者の長浜一生、石川は牛丸つぐみをそれぞれ演じる。そのほか、柾木玲弥、日高七海、小島藤子、川上麻衣子が出演する。

また、2月22日(にゃん・にゃん・にゃん)の“猫の日”に、ユナイテッド・シネマ豊洲にて完成披露試写の開催が決定。キャストの舞台挨拶も予定されており、映画公式サイトでは抽選申込みが実施されている。

小林、山中、石川からはコメントも到着した。

コメント
小林聡美(網田すみえ役)

網田すみ江を演じさせていただきました。自分らしく生きる道を模索する主人公たちに「生き方は、人の数だけある」と背中を押す、なんだか頼もしい大人でした。この映画がみなさんの背中も押してくれますように。

山中崇(長浜一生役)

「熊本には本屋さんが全然なくて、それでお店始めたんです」撮影の合間にふと入ったちいさなお店で、店主はそう話していました。あたたかな作品がたくさん並んでいました。この作品も、きっとあなたにとってあたたかい、はずです。

石川瑠華(牛丸つぐみ役)

名前をつけて分類するのであればアセクシャルという生き方をするつぐみちゃんを演じることは、自分を一から考える機会になりました。現場の雰囲気は原作の温度感をそのまま感じられるような温かさだったので、この映画にもそれが映っていたらいいなと思います。

(文=リアルサウンド編集部)

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