ラッシュフォードの規律面にシアラー氏「強力なマネジメントが必要」

[写真:Getty Images]

イングランド代表OBのアラン・シアラー氏がイギリス『BBC』でマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードに苦言した。

28日のFAカップを欠場したラッシュフォード。体調不良が理由とされるが、一部報道ではこの試合を迎えるにあたり、ナイトクラブで遊び、その翌日のトレーニングを欠席したと報じられる。

事実ならエースの自覚を欠けた行動にエリク・テン・ハグ監督から「体調不良だった。あとは内部の問題。対処する」と語られる。シアラー氏は10番の規律面を正す存在の必要性を説いた。

「内部の問題なら、何かあったんだなと思われることだろう。マーカス・ラッシュフォードには大きな才能がある。昨季は試合前のミーティングに遅刻して処分を受けたところを見た。家庭内か、クラブとの関係かで明らかに何かが間違っている」

「こういうのを続けていてはいけない。彼の才能を無駄にし続けてはならないよ。彼には強力なマネジメントが必要で、誰かがを彼を捕まえて、『こんなことを続けていたらキャリアの終わりに大きな後悔をする』と言ってやらないといけない」

「この状況を続けるわけにはいかないし、正す必要がある。昨季は30ゴールで、今季は4ゴールだ。彼のプレーを見ていると、世界を背負っているかのようで、今すぐに整理しないといけない。うまく対処できていないからだ」

また、元マンチェスター・シティのマイカー・リチャーズ氏は「マーカス・ラッシュフォードは自分が公人であり、どこに行っても注目されるのを理解しないと」と話ている。

昨季はキャリアハイの公式戦30ゴールで復活を感じさせたラッシュフォードだが、今季はここまで出場した公式戦26試合で4ゴール。プレー面で振るわないなか、規律面再び悪目立ちしてしまった。

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