ミランが今夏にザークツィー獲得を画策 その計画とは?

写真:多くのビッグクラブが関心を示しているザークツィー

ミランはボローニャに所属するオランダ人FWジョシュア・ザークツィーの獲得を今夏に画策しているという。イタリアメディア『TUTTOmercatoweb』が伝えている。

ミランはオリヴィエ・ジルー、ルカ・ヨヴィッチ、ノア・オカフォーとセンターフォワードを擁しているが、前線の強化を目指しており、今シーズンのセリエAで注目度を高めているザークツィーに白羽の矢を立てたという。

ザークツィーは今季ここまで公式戦23試合で9ゴールの成績を残しており、27日に行われたミラン vs ボローニャの試合では先制点を奪っている。ミランの他にも、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルも関心を示しているというザークツィーの獲得には、5000万ユーロ(約80億円)から6000万ユーロ(約96億円)という高額な移籍金が必要とされている。

そこでミランは、シャルレ・デ・ケテラーレをアタランタに売却して得た3000万ユーロ(約48億円)を再投資することを検討しており、さらにボローニャにレンタル中のアレクシス・サーレマーケルスも契約に含めることも考えているようだ。

ザークツィーの古巣であるバイエルンは4000万ユーロ(約64億円)で買い戻しできる条項があり、ボローニャのマルコ・ディ・ヴァイオSDもその存在を認めていることから、今夏には複雑な交渉が行われる可能性があるようで、今後の去就に注目だ。

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