体も心も温まる♪「鍋料理」を食べる時のマナー7つ

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:「鍋料理」を食べる時のマナー

まだまだ寒い日が続きますね。この季節、お店やおうちで鍋をつつく機会が増えるのではないでしょうか。

おいしい鍋料理を、みんなで笑顔でおいしく食べられるように、今回は「鍋を食べる時のマナー」について確認しましょう!

【1】取り箸(菜箸)を使おう

お店で食べる時だけでなく、おうちで鍋をする時も、複数名で食べる場合は「取り箸」を用意したいもの。

お店なのに取り箸がない場合は、お店の方に伺うか、直箸でもよいかどうか、周りの方に一言断りを入れてから使うとスマートです。

直箸の場合、お箸を上下反対にして取る「逆さ箸」は避けましょう!

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【2】とんすいは、取っ手を左に

呑水(とんすい)とは、鍋を食べるときに使う取っ手の付いた器(取り皿)のこと。この取っ手があるおかげで、器が熱くなっても持つことができます。

左手で器を持つ場合、左手の親指を取っ手にかけやすいよう、取っ手を左側にして置くようにしましょう。

【3】状況にあわせて取り分ける

基本的に鍋は取り分ける必要はありません。

最初にみんなが遠慮して「誰が最初に取るの?」という状態になった場合などは、誰かが取り分けても問題ありませんが、具材の好き嫌いがある人、自分のペースで食べたい人がいるかもしれませんよね。

2回目からは、ご自身で取っていただく方がよいでしょう。

ただし、鍋から遠かったり、お皿が空いたままだったりする方には、「お取りしましょうか?」など、一言、声を掛けられると良いですね。

その際は、苦手な素材がないかを予め伺いましょう。

【4】探り箸には注意

箸で具材を探す「探り箸」は、マナー違反とされています。鍋から具材をとる際は、探り箸をしたり、かき回しすぎたりしないよう気をつけましょう。

【5】美しく盛りつけよう

続いては、食べる場合ではなく鍋料理を作る場合です。

一般的な寄せ鍋や水炊きの場合、下に野菜、上に肉などのメインを乗せ、最後にスープを注ぎます。この時、中央が高くなるよう、山型に盛ると、見栄えが良くなりますよ。

【6】食べるときはとんすいを持って

テーブルに置いた器に顔を近づけて食べる「犬食い」は、見た目にも美しくありませんね。

火傷をしないよう気をつけながら、とんすいなどの器は持って食べるとエレガントです。

【7】一言添えて受け渡しを

取り分けた器をお渡しする際は、「熱いので気を付けてくださいね」と一言添えると、とても好印象です!

熱々の料理なので、落とすことがないよう、受け渡しは十分に気を付けてくださいね。

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温かい料理で、身体も心もあったかくして、元気に冬を乗り越えましょうね!

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

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