横須賀市が動画公開、リチウムイオン電池の発火再現 ごみ処理施設火災受け

リチウムイオン電池が内蔵された携帯扇風機から立ち上る炎をとらえた横須賀市の注意喚起動画

 横須賀市のごみ処理施設「エコミル」で昨年8月、ごみに混入した充電式のリチウムイオン電池が原因とみられる火災が発生し、一部のごみ処理が停止した。これを受け市は同電池製品の発火を再現した動画を動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開し、同電池製品の正しい廃棄を呼びかけている。

 市によると、市のごみ関連施設では2023年度、同電池製品が原因とみられる火災が3件発生。エコミルのケースでは破砕機から出火し、コンベヤーが破損したため不燃ごみや粗大ごみなどの処理が3日間停止したという。

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