ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が、チームの連勝を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
29日、サレルニターナとのセリエA第22節に挑んだローマ。前節のエラス・ヴェローナ戦で勝利しデ・ロッシ新体制の初陣を飾ったチームは、序盤こそボールを握るも徐々に攻め込まれる展開となりハーフタイムへ。後半は開始早々にFWパウロ・ディバラがPKを決めて先制すると、66分にはMFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールでリードを広げることに成功。その後、1点を返されるも同点までは許さず、2-1で勝利した。
指揮官就任後、セリエAで連勝を飾り暫定5位浮上となったデ・ロッシ監督は連勝を喜びつつ、前半の戦い方が課題としている。
「ハーフタイムには、ヴェローナ戦後と同じことを言った。相手のラインを突破しようとせず、ゆっくりとボールを動かすままでは決してシュートを打てないとね。そしてシュートがなければ、多くの試合に負けることになるだろう」
「その一方で、我々は試合をコントロールしようと努めていた。そこに加えて、隙を見てハゲワシのようにシュートを打ち、ボックス内に飛び込めるようなら、我々は非常に良いチームとなるだろう。我々は試合のさまざまな瞬間を読むことに取り組まなければならない。いつ攻撃するか、いつ待つべきかについてね」
「もし選手たちが1対1で勝てないなら、それは私の責任になる。私は彼らに対して、何かを試すのに適切なタイミングであるかどうかを理解させなければならない。そうすれば、彼らは技術的に才能がありクオリティーも高く、1対1で勝てるようになるだろう」