鹿沼市で山火事 30日朝から消火活動再開 通報から24時間以上経った今も延焼

 30日に鹿沼市で発生した山火事は、けさ早くから消火活動が再開されています。

 消火活動は、30日午前6時50分から再開され、消防車両12台と防災ヘリ1台が出動し、地上と上空から放水を行っています。

 この火事は、29日午前11時半ごろ、鹿沼市上粕尾の山林で作業をしていた林業関係の男性が「火が森林に燃え広がった」と、地元の森林組合を通じて消防に通報したものです。

 この日は、消防車両9台が出動して消火にあたりましたが、地上からの消火活動が難航したということです。

 また、防災ヘリ1台が上空から放水を行いましたが鎮火に至らず、日没で午後4時30分に消火活動を中断していました。

 火事は通報から24時間以上経った今も燃え続けていて広範囲に広がっていると見られます。

 今の所、けが人や建物への被害はなく、火が民家がある地域に迫る可能性は低いということです。

 関係者によりますと、山を所有する男性が焚火をしていたという情報があるということです。

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