NYで「東京の食」をPR Taste of Tokyo Island Fish

By 「ニューヨーク直行便」安部かすみ

(c) Kasumi Abe

「東京の食」を紹介するイベント「"Taste of Tokyo Island Fish 2024」が1月29日、ニューヨーク市内で催された。

姉妹都市・東京都が主催したこのイベントには約100人の飲食関係者、メディア、インフルエンサーが集まり、東京産の魚と日本酒をテイスティングした。

(c) Kasumi Abe

当地の日本食レストラン、WOKUNIの吉澤邦明総料理長による、東京の島の近海で獲れた金目鯛とハマダイを使ったにぎり、煮付け、天ぷら、そして東京産の日本酒(澤乃井の純米吟醸酒と純米大辛口)が参加者に振る舞われた。

乾杯の音頭をとる(左から)森美樹夫氏(ニューヨーク総領事)、高橋慎一氏(産業労働局農林水産部)、ジョシュア・ウォーカー氏(会場ジャパン・ソサエティーCEO)。(c) Kasumi Abe
金目鯛とハマダイのタルタルとカルパッチョもテイスティング。こちらはもう一人の参加シェフ、NYの韓国系フュージョン料理店、Little Madのヘッドシェフ、Sol Han氏によるもの。(c) Kasumi Abe

個人的に嬉しかったのは、会の最後にラッフルが行われ、めったにクジに当たらないこの私が当たってしまった。いただいたのは田島硝子の富士山グラス

帰宅後、早速このグラスで水を飲んだが、口当たりの部分のグラスが薄く繊細で、メイドインジャパンの細やかな技術と素敵なデザインが感じられ、とても良い。

そう言えば会場で帰りしな、見知らぬ男性も同じものが当たっていたので少し話をした。私が「めったにクジに当たらないのに」と言うと、その男性もそうだと言う。私が「いや〜運を使い果たしました」と話したらその男性が「いや、これは始まりですよ。今年は運が良いんですよ!」と言った。本当にその通り!物事は考えた方向に行くから、何事もポジティブに捉えなければね。

Text by Kasumi Abe

© 安部かすみ