鹿沼市の山火事 ほぼ消し止められる 鎮火に向け31日も消火活動

 29日に鹿沼市で発生した山林火災は、30日の朝から消火活動が再開され、ほぼ消し止められました。鎮火に向けて31日も消火活動が行われます。

 29日午前11時半ごろ、鹿沼市上粕尾の山林で作業をしていた林業関係の男性が「火が森林に燃え広がった」と地元の森林組合を通じて消防に通報しました。

 消火活動は、30日の午前6時50分から再開され、消防車両12台と防災ヘリ1機が出動し、地上と上空から放水を行いました。

 警察によりますと、午後4時すぎに火はほぼ消し止められたということですが、消火活動は日没に伴い午後4時半に中断されました。

 火は通報からまる1日以上燃え続け、被害は広範囲に広がりました。これまでにけが人や建物への被害はなく鎮火に向けた消火活動は31日の朝から再開する予定です。

 消防によりますと、山で焚火をしていたという情報があるということです。

© 株式会社とちぎテレビ