4月から半分以下に 「ぐるりん号」大幅減便の方針【長野市】

長野市は、運転手不足などの影響で、中心市街地で運行する循環バス「ぐるりん号」を大幅に減便する方針を明らかにしました。

バス会社なども参加する地域公共交通会議で、市は長電バスやアルピコ交通に運行を委託している循環バス「ぐるりん号」の減便を決めました。
現在15分間隔で一日38本を運行していますが、4月からは30分間隔・15本に減らし運行の時間帯も短縮、長電バスのみで運行します。
また、バス会社が廃止の意向を示した路線で、市が赤字分を補填して運行していた「廃止路線代替バス」も減便します。
運転手不足や燃料費高騰などによる、厳しい経営状況が要因です。
市は、来月の議会に提案する予算案に、運転手確保の支援事業を盛り込む方針です。

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