新スタジアム「エディオンピースウイング広島」に2万6000席、アイリスオーヤマが提供

アイリスオーヤマは、プロサッカークラブ「サンフレッチェ広島」の新たな本拠地として2月に開業を予定している「エディオンピースウイング広島(広島サッカースタジアム)」に約2万6000席の観客席を提供した。

エディオンピースウイング広島

快適性・座り心地・利便性を追求

新たな観客席は、アイリスオーヤマが快適性や座り心地、利便性を追求して新たに設計したもの。座面の奥行きはアイリスオーヤマ既存品より30mm浅く、前後の通路幅を広く確保できる。座面の奥行きを狭くする一方、長時間座っていても疲れにくいようにシートを調整することで深く座ることができ、通路を通る人と観客席に座る人の双方にとって高い快適性を実現している。飲み物がこぼれにくいドリンクホルダーや、離れたところから確認しやすいよう視認性を高めた大型の席番プレートを採用し、利用者の利便性も向上した。

新たな観客席

アイリスオーヤマのスポーツ施設事業は、人工芝、LED照明、ビジョン、観客席などの開発・設計・施工までをトータルソリューションとして提供し、競技場の省エネ化や環境改善に加え、地域のスポーツ振興や交流などの分野で寄与している。

エディオンピースウイング広島が導入した製品は、スタジアム1階に「跳ね上げ式スタジアムシート ミドルバック(標準タイプ)」1万6747席とスタジアム2階に「跳ね上げ式スタジアムシート ハイバック(背もたれの高いタイプ)」9280席となる。

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