豊見城市でトリックアート展 あす2月1日から 昨年急逝した那覇市出身アーティストの作品も展示

 目の錯覚を利用した参加型絵画展「しまんちゅアーティスト凱旋(がいせん)トリックアート展」(主催・同実行委員会)が2月1日午前10時、豊見城市の沖縄アウトレットモールあしびなー1階特設会場で開幕する。4月7日まで。

「トリックアート展」の開幕に向け、展示の準備を進める関係者=31日、豊見城市・沖縄アウトレットモールあしびなー(知念祥吾撮影)

 トリックアートは、絵画が立体的に見えたり、見る角度によって印象が異なったりする。触ったり写真撮影したりして、不思議な作品を楽しむことができる。

 作品の制作会社エス・デーのレジェンドと呼ばれ、昨年急逝した那覇市出身のトリックアートアーティスト仲村渠広史さんを追悼する5作品も展示している。

 イベントの制作を手がけるプランニングオフィスSMSの堅田哲男さんは「仲村渠さんは沖縄での展示をずっと心待ちにしていて、作品だけでも里帰りさせてあげたかった。作品を見て触って撮影して、いろいろな角度から楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。(社会部・垣花きらら)

 

 

 

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