【貯め活】夫の家事割合を増やしたらお金が貯まるようになりました

広島県在住の元海上保安官で2児の母。夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。

わたしのパートナーは、自分の家の家事や子育てを「手伝う」感覚の困った夫でしたが、今では「家事も子育ても自分がやるもの」と思い直し、立派な主夫として忙しい仕事の合間を縫って家事に育児に大奮闘。

おかげで、今までお金で解決していたことが不要になり、しっかり貯まる家計にシフトすることができました。

「3分以内」で終わる家事から任せ習慣化

いきなり「家事を色々やって」と言ったところで、時が経つにつれてやらなくなるのが分かっていたので、短時間で終わる家事から任せることに。

起きたら朝一番で水筒に、夏は水を冬はレンチンでつくったお白湯を入れることで、コンビニや自動販売機で飲み物を買う費用をカット。自分の分はもちろんですが、慣れてきた頃から子ども達の分も一緒に用意してくれるようになりました。

他にも、お風呂上がりに洗濯機を回すなど誰がやっても結果が同じで、3分以内でできることを任せ「習慣化」に大成功。

「今すぐ」じゃなくていい家事を任せる

次に「週明けまでにやればいい」そのくらいの、緊急性の低い家事も任せるようになりました。週明けまでに終わらせればいいので、やるタイミングは夫にお任せ。

ボタン付けもアイロンがけも、海上保安学校で先輩や教官に厳しく指導され、ほぼ毎日やっていたので、自分の制服のボタンを付け直したり、娘の給食エプロンにアイロンをかけるくらいならお手のもの。

ここだけの話ですが、「アイロンがけ」は式典用の制服などで皆さんの想像の100倍くらい厳しい訓練をしているので、海上保安官は、本気を出せば実は圧倒的にアイロンがけが上手です。

日中家にいなくてもできる家事

最後は月に1回のハンバーグの冷凍つくり置き、お風呂を沸かす予約など日中家にいなくてもできる家事を任せるようになりました。

ハンバーグは休みの日に、お風呂の予約は朝出勤する前に、やっています。

「家事」ではないですが、子どもの長期休みの宿題の丸付けとやり直しも、休みの日にやればいいので夫に任せています。

「日中に家にいないからできない」ではなく、「日中に家にいなくてもできること」を夫婦で考え、協力し合うことで夫の仕事の帰りが遅くても、急に休日出勤になったときも「わたしばっかり大変」という不満がなくなり、夫にはストレスではなく感謝を感じるようになりました。

わたしが感じた家事分担の最大のコツ

家事も子育ても、やることの一つ一つは個別に考えるものではなく、タイミングとやり方には必ず意味があり、色々な兼ね合いを考えながらやっている、ということを夫が理解してくれたことが、家事分担が上手くできた最大のコツだとわたしは考えています。

夕方にちゃんと乾くように朝イチで洗濯物を干せば、乾燥機を使わずに済む。

前の食事の後片付けから始めなくていいように、シンクに洗い物を溜めなければ、食事づくりのハードルが下がり、予定外の外食や惣菜に頼らずに済む。

など、夫の提案で効率的に家事ができる工夫が増えるたびに、「お金で解決」することも減少。結婚14年目にしてやっと「夫婦らしく」協力して生活ができるようになりました。

◆この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!

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