中国・内モンゴル自治区の石炭生産量、23年は12億トン超す

中国・内モンゴル自治区の石炭生産量、23年は12億トン超す

内モンゴル自治区オルドス市東勝区の露天掘り炭鉱で走行する運搬ロボット。(2023年5月6日撮影、オルドス=新華社配信)

 【新華社フフホト2月1日】中国内モンゴル自治区能源(エネルギー)局は1月29日、2023年の自治区の石炭生産量が12億1千万トンに上り、全国の石炭生産量の4分の1を占め、うち自治区以外の地域への販売量が7億2千万トンを超えたと明らかにした。国の重要なエネルギー基地として、同自治区は石炭資源面の優位性を十分に発揮し、石炭供給の保障の度合いを持続的に強めている。

 同自治区はエネルギー供給を保障する「バラスト」としての役割を発揮するために先進的な生産能力を順次解放し、石炭の生産能力は年間12億トン以上で推移している。ここ2カ月の1日当たり生産量は335万トンを超え、調整用発電所の石炭在庫は1300万トン以上を維持し、発電所の石炭在庫の利用可能日数は平均で17日を超え、安定的で信頼性が高い石炭供給を実現している。

 石炭生産能力構造の最適化も続け、120万トン以上の年産能力を持つ炭鉱の割合は92%に上り、炭鉱坑内の機械化率はほぼ100%になった。

 

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