古民家でホッと一杯 スイーツや紅茶 茨城・高萩

期間限定のレストランで提供される料理やデザート=高萩市上手綱

茨城県指定有形文化財の穂積家住宅(同県高萩市上手綱)を活用した古民家レストラン「高萩茶寮」の冬季営業が始まった。アフタヌーンティーがテーマで、旬のイチゴを使った菓子や温かい紅茶などを提供。築250年を誇る古民家の風情を感じながら、非日常を堪能できる。25日まで。

高萩茶寮は市が同住宅を無料で貸し出し、施設の新たな活用法を模索するトライアル・サウンディングの一環。23年秋も期間限定で営業しており、文化財に食をかけ合わせることで、観光促進を狙う。

メインは計15種の料理とスイーツが3段に盛り付けられた「いちごのアフタヌーンティー」。イチゴを使ったタルトやロールケーキ、サンドイッチのほか、市の特産品である食用ホオズキのマカロンも楽しめる。ドリンクは紅茶、コーヒー、ハーブティーが用意されており、お代わり自由だ。

このほか、イチゴのワッフルプレートや日替わりのお菓子と飲み物のセットも提供されている。

営業は金-日曜、祝日の午前11時~午後4時。アフタヌーンティーは2人前から提供し、90分の時間制限がある。前日の正午までに専用サイトからの事前予約が必要。

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