感震ブレーカー“知らない” 千葉県民の約46%

感震ブレーカー“知らない” 千葉県民の約46%

 地震の揺れを感知し、自動的に電気を止める「感震ブレーカー」について、千葉県民の46%余りは「知らない」ことが、県が行ったアンケート調査でわかりました。

 調査は県が2023年11月、18歳以上の県民300人を対象にインターネットで行い、268人が回答しました。

 それによりますと、地震による電気火災対策として「感震ブレーカー」を知っているかどうか尋ねたところ、「知らない」が46%余りに上りました。

 「知っている」は約30%で、「名前は聞いたことがある」と合わせても約53%にとどまっています。

 一方、「感震ブレーカー」を「既に設置している」は約10%で、「今後、設置したい」、「補助があれば設置したい」が合わせて80%以上となりました。

 今回の調査で「感震ブレーカー」の認知度の低さが明らかになり、県消防課は「事業者とも連携し、周知していきたい」と話しています。

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