千葉県職員の収賄罪での起訴受け 千葉県が有識者による検討会議設置

千葉県職員の収賄罪での起訴受け 千葉県が有識者による検討会議設置

 県土整備部の職員が収賄の罪で起訴されたことを受けて、千葉県は2月1日付けで、外部の有識者を委員とする検討会議を設置しました。

 北千葉道路事務所の所長を務めていた白藤徹被告(54)は、発注した工事の入札情報を業者に漏らす見返りに、現金などを受け取ったとして、1月10日に逮捕され、1月31日、収賄の罪で起訴されました。

 県は、不正が起きた経緯の調査や、県が職員に対して行ってきた職務上の倫理に関するこれまでの取り組みを検証し、再発防止策を検討するため2月1日付けで検討委員会を立ち上げました。

 委員には、県のコンプライアンス委員も務めている弁護士ら法律関係の有識者3人が選定され、委員の判断によっては、さらに下部組織の専門部会を立ち上げ、より細かい検証も想定しているということです。

 なお、初回の会議は2月5日に開かれる予定です。

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