定員の8割届かず 千葉市が郵便局と連携 消防団員加入促進に向けた広報活動

定員の8割届かず 千葉市が郵便局と連携 消防団員加入促進に向けた広報活動

 地域防災のリーダーとなる消防団を強化するため、千葉市は、消防団員の加入促進に向けた広報活動を郵便局と連携して取り組みます。

 千葉市によりますと、消防団の団員数は全国的に減少傾向で、千葉市でも2023年4月時点で670人と定員の8割に届いていません。

 今回の取り組みは2020年に日本郵便と締結した連携協定に基づくもので、市内5つの配達郵便局の集配車両に、消防団員を募集するステッカーやマグネットを張ります。

 対象となる集配車両のバイクと自動車は、合わせて730台に上り、消防団員の加入促進を2月6日から市内全域で“走って”呼びかけることになるということです。

千葉市 神谷俊一 市長
「大規模災害時には火災は市内全域で起きる可能性がある。常備消防として千葉市消防局は出動するが、消防団の活動が加わることで消防力自体が厚く展開、消防団の活動強化で千葉市全体の災害対応力が向上していく」

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