アジアカップで奮闘中の鈴木彩艶がシント=トロイデンに完全移籍移行! 浦和に感謝…「11年間ありがとうございました」

日本代表の守護神争いにも活躍の場を広げる鈴木彩艶。[写真:©STVV]

シント=トロイデンと浦和レッズは1日、日本代表GK鈴木彩艶(21)の完全移籍移行を発表した。完全移籍の契約は今年7月1日からとなる。

現在、アジアカップでベスト8まで勝ち進む日本代表で全4試合に先発中の鈴木。クラブレベルでは昨夏に浦和からシント=トロイデンに期限付き移籍し、欧州に舞台を移すと、ジュピラー・プロ・リーグでは加入直後から16試合連続で先発が続いている。

パリ・オリンピック出場も目指す注目株はシント=トロイデンを通じて、「このたび、STVVに完全移籍することになりました」と報告しつつ、決意を新たにしている。

「まず初めにシーズンの半分をこのクラブで過ごし、正直、自分としてはまだまだ力不足を感じています。これまで以上に努力をし目に見える結果でこのクラブに貢献できるように精進していきます。引き続き応援よろしくお願いします」

一方、下部組織から過ごした浦和では「このたび、シント=トロイデンVVへ完全移籍することになりました」と語りはじめ、さらなる活躍とこれまでのサポートに感謝した。

「浦和で培った経験を世界の舞台で発揮できるように、そして、浦和レッズアカデミーの選手たちの目標となれるようにこれからも努力を続けていきます。改めまして11年間ありがとうございました」

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