ZOZOマリンスタジアムでテロ想定した訓練 ロボットなどでの爆発物回収訓練も

ZOZOマリンスタジアムでテロ想定した訓練 ロボットなどでの爆発物回収訓練も

 多くの人が集まるイベント会場などで爆発物を使ったテロが起きたことを想定した訓練が2月1日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われました。

 訓練には、千葉県警や消防、それにスタジアムを管理する千葉ロッテマリーンズの職員ら約120人が参加しました。

 訓練はイベント開催中のスタジアムで爆発物を使ったテロが起きたとの想定で行われ、球団職員が観客をスタジアムの外へ避難誘導したほか、消防隊員は負傷者を救護する手順などを確認しました。

 また、警察官らは逃走を図って暴れた不審者を取り押さえる訓練や、ロボットや特殊車両での爆発物回収訓練など、テロ対応の手順を確認し、関係機関との連携を深めました。

 マリンスタジアムの来場者数は2023年、約220万人と過去最多を記録していて、球団の担当者は、「来場者に安心安全を実感してもらうため、訓練の経験を活かしていきたい」と話しています。

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