掛川市のすし店が調理した弁当を食べた22人がノロウイルスに感染 入院患者なし全員快方に向かう

静岡県は1日、掛川市のすし店が提供した弁当を食べた男女22人がノロウイルスに感染したとして、この店を当分の間営業禁止として感染の原因を調べています。

静岡県によりますと、1月24日に掛川市、菊川市、牧之原市、岐阜県に住む10歳未満から80歳代までの男女38人が県内で行われた葬儀に出席しました。

その際、掛川市のすし店が調理したいなり寿司やかんぴょう巻などが入った弁当を食べた38人のうち、22人が下痢やおう吐などの症状を発症したということです。

全員入院しておらず、快方に向かっています。

静岡県健康福祉部では、ノロウイルスに感染し無症状だった調理者が、食材に触ったことで起きた2次感染とみて、このすし店を1日から当分の間営業禁止として、感染の原因を調べています。

県は最も重要な予防方法は手洗いなので、調理前は石けんで手を十分に洗うよう注意を呼びかけています。

© 静岡朝日テレビ