第20回「情報セキュリティ文化賞」受賞者決定、NTTコミュニケーションズ小山覚氏ほか4名

情報セキュリティ大学院大学は1月26日、第20回「情報セキュリティ文化賞」の受賞者が決定したと発表した。同学では2023年11月2日に、第20回情報セキュリティ文化賞候補者の募集について公表していた。

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同賞は、日本の情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人を表彰することを通じ、情報セキュリティの高度化に寄与することを目的として、同学が2005年2月に制定したもので、過去19回に渡り合計103名を表彰している。

第20回情報セキュリティ文化賞受賞者は、日本電信電話株式会社入社後にOCNの立ち上げに参加しセキュリティサービス開発に従事して以降、一貫してセキュリティ分野での活動を継続し、本業の傍らTelecom-ISAC JAPAN(現ICT-ISAC Japan)の活動にも発足当初から参加し通信業界全体のセキュリティ対策の立案と実施に長年にわたって尽力し、さらにセキュリティ対策の国家プロジェクト「サイバークリーンセンター」運営委員ほかセキュリティに関する複数の政府系会議で政府とも連携した対策の実施や政策立案への提言を行う等、日本のサイバーセキュリティ向上に多大な貢献をしたNTTコミュニケーションズ株式会社 情報セキュリティ部長 / 株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ 代表取締役社長の小山覚氏、創価大学理工学部教授の金子朋子氏、名古屋工業大学 名誉教授・ものづくりDX研究所客員教授の越島一郎氏、合同会社KUコンサルティング 代表社員の髙橋邦夫氏、八雲法律事務所 弁護士の山岡裕明氏ら5名。

3月15日に開催されるSECURITY SHOW 2024で、表彰式と受賞記念講演会が開催される。

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