中国高級車ブランド「紅旗」の販売台数 1月は82.9%増

中国高級車ブランド「紅旗」の販売台数 1月は82・9%増

第20回長春国際自動車博覧会(長春モーターショー)で、「紅旗」のブースに展示されたセダン「紅旗H5」を見学する来場者。(2023年7月17日撮影、長春=新華社記者/顔麟蘊)

 【新華社長春2月2日】中国自動車大手の第一汽車集団はこのほど、傘下の高級車ブランド「紅旗」の1月の販売台数が前年同月比82.9%増となる4万300台超えで、好調な滑り出しを見せたと発表した。

 紅旗は1958年のブランド立ち上げ以降、そのセダンが長年にわたり、重要式典の場で観閲用車両として使われるなど、中国国産高級車を代表するブランドの一つとなっている。中国第一汽車は2023~25年にかけて、新エネルギー車(NEV)を計30モデル新たに発売する予定で、うち紅旗ブランドが8モデルを占める。

 紅旗ブランドの2023年の累計販売台数は前年比29.5%増の計37万台に上った。うち新エネ車の販売台数は前年比2.4倍となる8万5千台余り、セダン「紅旗H5」と中型スポーツタイプ多目的車(SUV)「紅旗HS5」の2モデルの年間販売台数は、それぞれ前年比40%増の10万台を超えた。(記者/張建)

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