外国人客に冬道ドライブの注意点をアドバイス

レンタカーで道内観光を楽しむ外国人ドライバーに、冬道での安全運転を訴える啓発活動がきょう新千歳空港ターミナルビルで行われました。道警とJAF札幌支部などが主催しました。

千歳署交通第一課・若光めぐみ課長「冬道はこれだけ危険だよということを理解し、それに合わせた運転をしてもらいたい」

道警によりますと、レンタカーの外国人による事故は2020からの3年間は毎年10件前後で推移していましたが、昨年は39件と急増しています。コロナ禍が一段落し、訪日外国人客が増えたためとみられます。事態を受け道警は北海道交通安全協会と協力し、英語、韓国語、中国語で冬道の危険性を訴える動画を制作しました。啓発活動では外国人ドライバーにチラシのほか、この動画を示してスピードダウンや早めのブレーキなど冬道を運転する際の注意点をアドバイスしました。

JAF札幌支部事業課・木村英二郎課長「(安全走行は)日本の交通標識を理解することが第一。(冬は)ホワイトアウトだとか、路面がスリップして交差点で事故が起きやすい。そういったところを注意してほしい」

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