今回は、ただの不倫どころか、セコいとしか言えないような不倫の男女関係に陥ってしまう人によくある共通点をお話します。後編です。
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スペックで不倫相手を選ぶ
写真/sutterstock
経営者、有名人、権力者など「スペック」に注目して不倫相手を選ぶ40代も、気づけばセコい不倫に走りやすい面があります。
お金持ちとの不倫が失敗する例 次ページ
一見すると「それなりのスペック」なので不倫にかけるお金は潤沢にありそうに思えるのですが、こういった男性で不倫をするタイプは、いわゆる「不倫慣れ」をしている人も多く、遊びの感覚でしかない不倫相手に対しては、なるべくお金をかけたがらないのです。
「できるだけコスパよく不倫をしたい」と考える彼らにとって、お金は「うんと若い女性」を得るためにはやむを得ない出費でも、表面上のスペックだけでホイホイついてくる40代に対しては「渋ってナンボ」。いかにお金をかけずに、男女関係の快楽だけを搾り取るかになってくるので、女性にとってはなんの経済的恩恵もない不倫になりやすいでしょう。
「でも私の彼(不倫だけど)は、○○企業の役員だし」、「彼はネットで検索すると実績がたくさん出てくる有名人だもん」などと、夫でもない不倫相手のスペックだけで自尊心を満たそうとして、実際には女性に何のメリットもないセコい関係を続けてしまいやすい面も否めません。
不倫のほうが気が楽、と思っていても… 次ページ
40代で結婚願望がない女性には「不倫のほうが気が楽」と口にする人もいます。しかし日本において不倫は、いかなる事情があっても正当化できるものではありません。
都合のいい関係で恋愛の「いいところどり」をし、大人の関係を満喫しているつもりだったのに、気づけばセコい関係に沼って落ちぶれていた…という女性は、想像以上に存在します。
「自分だけは大丈夫。年齢なりに男を見る目も磨いてきたし」と過信している女性ほど、セコい不倫男に引っかかってしまいやすいのもまた真実です。
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